特別なことではありません。毎朝、児童玄関を7:30に開けます。そのときには、10人ほどの子どもたちが玄関前で待ち構えていて、開くと同時に「おはようございま~す」と元気よく校内になだれ込んできます。私は、入れ違いに校門へ向かい、登校してくる子どもたちの様子を見に行きます。早く来る子どもたちの中には、ブランコに乗って待っていたり、宿題で分からなかったところを上の学年の子に教えてもらったりしている子もいます。子どもたちにとっては、そういうのも楽しいのでしょうか。
教職員は、この時間帯は出勤途中です。ですから、子どもたちがあまり早く来るのは、事故防止、子どもたちへの指導という点からすれば好ましいことではありません。ただ、子どもたちの「学校へ早く来たい」という気持ちは悪いことではありません。少なくとも、「学校へ来るのがイヤだ」と考えている子どもの考えることではありませんから。私も、子どもの頃は、毎朝学校一番乗りを狙っていました。