授業の中では、子どもたちにもわかりやすく解説したDVDを見せていただきました。「歩く」「すれ違う」「引き返す」「キッパリ断る」「大声を出す」「走って逃げる」などの方法について学ぶことができました。その後、捕まえられそうになった場合、ロケットダッシュで逃げる方法を実際に練習して授業を終えました。
授業の中でお話しいただいたことですが、実際に不審者に出会った子どもが、防犯ブザーを使うことができたのはわずか3%だそうです。もちろん、そうした場面に遭遇しないのが一番ですが、万が一に備えて、すぐに使うことができるようにしておくことも重要です。様々な危機に対して、いつでも私たち大人が守ってあげられる訳ではありません。自分をどう守るのか、子ども自身が危機管理能力を身に付けていくことが大切です。