5~6時間目は書写で、初めての毛筆の学習でした。ほとんどの子にとって、初めての毛筆です。字をいきなり書くなどというわけにはいきません。セットの中に入っているものは、何をどのように使うのか。どういうふうに準備をして、筆と墨をどう使って書くのか。後片付けはどうすればいいのか。一つ一つ丁寧に指導をしていかなくてはなりません。これを怠ると……あっという間に筆が使い物にならなくなったり、他の道具も墨だらけでぐしゃぐしゃになったり、机や床が大変なことになったり……。細かいことをたくさん指導しながら、これからの毛筆を楽しみにすることができるように指導をしました。3年生の書写は、教頭が担当しています。
5月30日の道新朝刊「朝の食卓」欄に、教室で初めて教える工夫について「0を1にする教室」というコラムが載っていました。3年生は、「0を1に」というのが結構多い学年です。子どもたちが、新しいことを楽しく吸収していけるよう頑張っています。